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鉄・非鉄金属リサイクル

私たち(株)協和産業では、
持続可能な社会を実現するためのリサイクル活動を展開しています。
不要になった金属製品や廃材を効率的に回収・リサイクルし、
資源の再利用を通じて環境負荷を軽減することに全力を尽くしています。

集荷から再生資源へ

回収された金属は、自社工場に運ばれ、
そこで熟練の技術者たちの手によって丁寧に分別されます。
当社では、鉄やアルミニウム、銅、ステンレスなどの各金属を、
素材ごとに徹底して仕分けることで、
それぞれの特性を最大限に活かしたリサイクルを行います。
再生された金属は、新しい素材として地域の産業に供給され、
建設など、さまざまな分野で再利用されます

未来を繋ぐ、金属の循環

鉄・非鉄金属のスクラップ等の金属類を分別・解体し、
適正な処理を行い再生資源として出荷しております。
近年では環境保全の観点から、
リサイクルへの注目が高まっています。
施設・設備の拡張や新しい技術の導入にも、
会社全体で積極的に取り組みます。

環境への配慮

私たちは、最新のリサイクル技術を駆使し、
鉄、アルミニウム、銅などの貴重な金属資源を再利用します。
これにより、資源の枯渇防止やCO2排出量削減に貢献し、
地域と共に地球環境を守り続けています。

参考例 廃モーターのリサイクルプロセス

1. 原材料の初期処理
回収された原材料は、まず簡単な処理が行われ、
破砕機で適切なサイズにまで破砕されます。
2. ハンマー式破砕機で破砕
破砕ニーズに合わせて、
材料をハンマー式破砕機でさらに細かく破砕します。
3. 鉄類の選別
破砕された材料は、コンベアで磁気選別装置に運ばれ、
鉄類を取り除きます。
4. 材料のふるい分け
鉄を除いた廃アルミニウムの破砕材は、
30 mmの網孔がある平振篩(ふるい)に送られます。
30 mm以下の材料と30 mm以上の材料に分けられ、
サイズによって処理が分かれます。
5. 細破砕と再処理
30 mm以下の材料は細破砕機で再度粉砕され、
材料をさらに細かくし、
後続の処理機(銅米機)の負荷を軽減します
30 mm以上の材料は箱詰めされてから、
再度破砕機で粉砕されます。
6. ホッパーへの輸送と供給
細破砕された材料はホッパーに入り、
ホッパーの底にある振動電機により、
材料が均一に銅米機に供給されます。
7. 銅と他の物質の分離
銅米機によって、材料中の銅とその他の異なる物質を、
比重選別機を用いて分離します。

このような工程を経て、
再利用可能な材料が効率的に分離・回収されます。


縦型粉砕機(VSC4-1600)

生産効率が高く、構造が独特で安定し、
修理・メンテナンスがし易い。
騒音・振動が小さく、密閉性が高い。
以上の特徴を兼ね備えてる、縦型粉砕機となります。

チェーンプレートコンベア

チェーンプレートコンベアとは、
動力装置(モーター)、電動軸ドラム、テンション装置
スプロケット、チェーン、軸受、潤滑剤、チェーンプレート
などで構成されています。
輸送能力が高く大きな荷重を積載出来る為、
設備の構造が単純でメンテナンスがしやすいのが特徴です。

濾過式集塵機

灰除去の効果がよく、浄化効率が高いため、
フィルター袋の耐久性が高く、

メンテナンス作業量が少ないという利点があります。
除去効率は99%以上に達します。